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住宅ローンの返済額は減額できるのか

Posted on : 2020.12.01

「住宅ローンを支払うのが大変になってきた・・・」
「給料が減額されて予定通りの額を支払うのが難しそう・・・」
「ボーナスがカットになってボーナス支払いができない・・・」
「病気療養で思うように働けなくなった・・・」

このようなお悩みをお持ちの方もいるかと思います。
住宅ローンは長期に渡って返済していくものですから、ライフプランや経済状況が変化することも十分あり得ることです。

住宅を手放すことなく住宅ローンを返済していきたくても、予定通りの金額を返済していくのは難しいときにはどうしたらよいのでしょうか?

住宅ローンの返済額は減額できるの?

結論から申し上げますと、住宅ローンの返済額減額は可能です。
債権者である金融機関に「返済条件変更」で返済計画の組み直しをお願いする方法です。
といっても手続きや審査が必要になりますから、時間に余裕を持って金融機関に相談しましょう。

予め、自分の収入などの条件を洗い出し、どの程度なら支払いが可能なのかを提示できるようにしておきましょう。その上で金融機関に相談することで、スムーズに減額の相談をすることができます。

ただし、債務額そのものの減額や、債務の免除はできません。

減額はどの程度可能なの?

住宅ローンの返済を減額すること自体は可能で、
月々の支払額を減らしたり、ボーナス払いの金額を減らしたりすることができます。

月々の支払額減額の方法としては、「返済期間の延長」、「元金の据え置き(返済猶予)」、「一定期間の返済額減額」、「ボーナス払いの減額/中止」があります。

支払い困難になった経済状況が一時的なものなのか、恒常的なものなのかにより、適した返済方法が異なりますので、金融機関に経済状況を説明しましょう。

但し、支払い額を減らすことはできますが、返済期間は延長されるために、追加の保証料がかかります。
また、返済期間が延びることで、トータルの利息が増えるためローン全体の金額は増えることになります。

ローン支払い条件を変更した後にやってはいけないこと

支払い条件を変更した後に滞納すると、残債を一括請求される場合があります。
滞納は決してやってはいけないことです。

まずローンの減額をお願いする時には、余裕のある返済金額に設定しましょう。
もし金銭的な余裕ができたら繰り上げ返済や、返済期間の短縮をすることもできますので、まずは確実に返済できる金額を金融機関としっかりと話し合ってください。

もし、支払い条件を変更した後に、さらに経済状況が厳しくなってきた場合も、必ず早めに債務者である金融機関に相談しましょう。