高木さんは、離婚後、お子さんの養育費や税金、住宅ローンの返済が重なり、生活は限界を超え、身体的にも精神的にも大きな負担を抱えていらっしゃいました。しかし、そんな状況でも「両親や子供たちには迷惑をかけたくない」との強い思いで、懸命に努力されていました。

ご相談を受けた際、すでに自宅は差し押さえられ、住宅ローンも滞納している状況でしたが、高木さんの思いに寄り添いながら迅速に解決策を探りました。役所や金融機関と交渉し、販売活動を粘り強く進めた結果、学区を限定して物件を探していた方が購入してくださり、住宅ローンと税金を全額完済できました。その結果、高木さんは大切なご両親に迷惑をかけることなく、新しい生活をスタートできるようになりました。

「何もかも捨てて逃げたい」と感じるほどの辛い日々を乗り越えられた高木さんの姿は、多くの人に勇気を与えるものです。今後は、心穏やかに日々の生活を楽しみながら、これまでの努力が報われる日々を過ごされることを願っています。私たちも、少しでもお力になれたことを誇りに思っています。